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    許昌 2010.9.19(日)    

朝6時起床、外に出ると涼しい。
6時半頃から家内と校内の散歩に出かける。
家内のアパートは
許昌学院の家族院というところにある。
一旦家族院の門を出て、隣の校内に入る。

許昌学院は文系・理系、共に揃った総合大学だ。
校内もなかなか広い
校内の外回り沿いに進み、
いくつかある食堂の一つに入る。
ここで家内お勧めの朝食をとる。

ところで、学校の新1年生は
今は授業がなくて
毎日軍事訓練だという。
朝食を終えて帰る途中の道でも
1年生が集まって訓練の始まりを待っていた。

一旦、アパートに帰り、
日本から持ってきたガスコンロの
下に敷くアルミシートを取り付ける。
コンロの回りが多少きれいになったかな!?

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一段落したところで家内と
許昌の町へ出かける。

古い塔のある文峰広場と
三国志に出てくる関羽が
住まった場所だという春秋楼
が目的地だ。

9:40ころバス(1元)に乗る。
まず文峰広場で降り文峰塔に向かう。
バスを降りて通りを横切ると
文峰広場があり、
その向こうに高い塔が見える。文峰塔だ。
家内もまだ登ったことがないというので
入場料(8元)を払って中に入る。

52mの高さを登るのは結構疲れる。
塔の最上部には平らなスペースはなく、
行き止りに仏像が安置されている。
最上部の窓からは
許昌の街が見渡せる。

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このあと、春秋楼に行く。
ここから春秋楼まで
かなりの距離がありそうだが、
家内は歩いて行くという。
途中で、お店の開店を宣伝する
楽隊に出会った。
あまり大きくない街だから
これで一回りしたら
宣伝効果も大きいのかな!?

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春秋楼は三国志の時代、
主君劉備の二人の夫人と共に
魏の曹操に囚われた関羽が
暮らした場所だ。

前回訪れたときは時間がなくて
門の前を歩いただけだった。

春秋楼を一通り回るともうお昼。
ここから少しにぎやかな通りまで出て
昼食をとる。

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ところで、最初の予定では
許昌から北京への帰りは
夜行列車に乗るつもりで
家内に乗車券の購入を頼んでいた。

23日夜許昌をたって
24日朝北京に到着する列車だ。
家内が駅に切符を買いに行ってくれたが
希望の切符が買えず、
22日の昼間の新幹線の
切符を買った、という連絡があった。
中国もこの時期が中秋節の連休で
切符が取りにくいのだそうだ。
私が日本を出発する前日のことだ。

22日はあまりに早いので、
すぐにインターネットで航空券を
手配してきていた。
(本当に便利になったものだ!)

そして、この要らなくなった新幹線の切符を
払い戻ししてもらうために
許昌駅へ行く必要がある。

前置きが長くなったけれど、
昼食後、許昌駅へ向かう。
切符売り場に一つある
払い戻しの窓口は閉じていた。
案内所のおじさんに事情を話すと
払い戻しの手数料は20%だと言って
自分で立て替えて払い戻してくれた。
ちなみに許昌→北京の
新幹線切符は218元。

このあと駅から少し歩いたスーパで
毛布を買って帰った。


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