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    安陽・中国文字博物館 2011.5.2(月)    

今日は安陽へ向かう。
鄭州の北、約175kmのところにある街だ。
7:00起床、少し出遅れた。
ホテルで朝食を取り、
8:50頃チェックアウト。

火車駅へ行き、時刻表と空席の
電光掲示板を見る。
どうも本日の安陽方向の列車の空席はないようだ。
火車はあきらめて、
長途汽車駅(長距離バスターミナル)へ行く。
9:15頃だったかな、安陽行きの切符(65元)を買う。
私の切符は10:10発だ。

バスの前のベンチに腰掛けて出発待ち。
ひとのよさそうなおばさんが隣に座っていたので
「安陽へ行くのですか?」と尋ねると、そうだという。
おばさんは私より一つ年上で、
既に定年退職しているそうだ。

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バスは定刻通り出発。
高速道路を通り一路安陽へ。
13:30頃、安陽駅前を過ぎて
市汽車駅へ到着。

ここから安陽火車駅は近い。
おばさんも一旦火車駅へ行くという。
歩き始めると、おばさんが「3塊(三クアイ=3元)」と叫ぶ。
三輪バイクが停まった。
おばさんが一人1.5元ずつで火車駅まで乗ろうと言う。
三輪バイクがもう停まっていることだし、
まあ、いいか、と三輪バイクに乗る。

火車駅に着いて私が3元払った。
おばさんは1.5元払おうとするが、
気にしないで、と断る。

おばさんは元は鉄道に勤めていたということで、
自転車をこの駅に預けているという。
自転車を取ってくるまで、
荷物を見ていてと言って駅舎へ入っていく。

おばさんが自転車を取って戻ってくると、
おばさんのケータイ番号を教えてくれると言う。
初めての所で何かあったらケータイに電話してくれ、と。
おばさんの名前は王○果さん。
やさしいおばさんだな。

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駅前の広場に出て、周囲を見渡す。
ここで一番きれいそうなホテルを選んで入って行く。
300元以上だったら泊まらないつもりだ。
「予約してないのですが、空室はありますか?」と尋ねる。
空室はあり、1泊168元だという。
ホテル名は錦盛商務酒店
ここで3泊をお願いした。

ここのホテルもVISAやMASTER CARDは使えず
押金(700元)は現金で支払った。

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チェックインを済ませ、出かける。
目的地は、安陽に来るバスの中で見かけた
”中国文字博物館”だ。
市汽車東駅の隣にある。
駅前で昼食(ラーメン)を取り、
バス(バス代1元)に乗る。

15:30頃、中国文字博物館に着いた。
門票売り場らしい窓口でいくら?と聞くと
無料だという。
ただし、身分証明書を出して、ということ。
私はパスポートを出した。
なにやら名簿に名前と国籍を記入して返してくれた。

この博物館、2009年に開館した新しい博物館だ。
中にはこの付近で発見された甲骨文や、
漢字の発展史、少数民族の文字、などが
展示されている。

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地図を見ると、火車駅までそんなに遠くないようだ。
16:40頃、博物館を出て歩き始める。
途中、人民公園に寄った。

そのあと、夕食を食べるところを探しながら
火車駅へ向かう。
途中で火鍋屋さんを見つけて入る。

この火鍋屋さん、入ってびっくりした。
廻る寿司、ならぬ廻る火鍋だ。
初めて見た。
1人39元で飲み放題、食べ放題。
席に着いて一人用の火鍋を楽しむ。
ビールは冷えたのはない、ということ。
これだけは残念だったが、
ぬるいビールも3本飲んだ。

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食事を終え、20:30頃ホテルへ帰る。
このホテル、各部屋にパソコンが備え付けられており、
使用料も無料だ。大変よい!
鄭州のTさんへも、このパソコンで
5日の帰りの予定を連絡したり、
夕食の場所など、確認することが出来た。

5月2日の写真

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