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     2003.10.2(木) 西安(秦始皇帝陵、兵馬俑)    

夜行列車、夜中何度も目が覚める。
何度目かの目覚め、4時に起き出す。
外はまだ暗い。タオルを持って洗面所へ行き顔を洗う。
しばらく窓のそばに座り外を眺めるが明かりはほとんどない。
もう一度シュラフカバーに潜り込み横になる。
6時前、また起き出す。
6時過ぎに用意していたカップラーメンとプチトマトで朝食。
列車内のLED表示は外気温が8℃であることを示している。
外は寒そうだ。
昨日の夜知り合った夫婦、子供連れのおじさんにEメールのアドレスを書いて渡す。

列車は予定より15分ほど遅れて8時25分頃西安駅に到着。
外は雨が降っている。
人の列に従って出口へ向かう。
出口付近は出迎えの人と出る人で身動きができない。
半袖のまま外に出るがとても寒い。
雨の中、少し外に出ると”西安光大”の旗を掲げた人を見つける。
ここで半袖の上から長袖シャツを羽織る。

駅からしばらく歩いてマイクロバスのところへ。
全員そろったところで計15名。
日本人は私一人でほかは全て中国人。

早速出発。ここから高速を通って約1時間半、最初に着いたのは秦陵地宮。
ここは作り物の展示であまりパッとしない。
次は地鉱陳列館。入口から入るといろいろな鉱石、宝石の展示。
さらに奥に入るとお決まりの宝石類の売場。
私はこういうところは一向に興味がわかないが、中国人はこういうところがお好きなようだ。
そのあと昼食ここの昼食は味も量もまあまあというところ。

午後一番は秦の始皇帝陵。
午前の二つは傘が要らなかったので傘を持たずに外に出たがこれが間違いだった。
最初はほとんど降っていなかった。
上の広場で古代の衣装を着けた人たちのパフォーマンスが始まる。
このあと、皆で陵の頂を目指して登り始めるが、雨がだんだんきつくなる。
頂まで濡れながらたどり着き、大きな傘の下で雨宿りをしていると、同じツアのおじさんが自分の傘に入れと目で合図してくれる。
お言葉に甘えて傘に入れてもらう。
雨はもう本降り状態。
下まで下り、そこからバスのところまでずっと傘に入れてもらった。
バスに着くと長袖シャツが濡れて少し肌寒い。

マイクロバスまでの道にみやげものの店の列。
ここで兵馬俑の人形を買う。3元。信じられないくらい安い。

このあと兵馬俑見学
ここはやはりこのツア一番の見所だ。
よくこんなものを作ったと思うと共に、よく壊れずに残ったものだと別のところでも驚く。
兵馬俑のみやげものの売場で兵馬俑の写真集(150元)を買う。
そばで老人が写真集にサインをしている。どういう人か分からないまま私もサインを入れてもらった。(旅行後に知ったのだが、この老人が兵馬俑の第一発見者だとか)

兵馬俑のあとは、本日最後、華清池。
ここは楊貴妃が使ったという浴場が残っている。
また、1936年の西安事件の舞台となったところだとか。

ホテルには夜7:10頃到着。
ホテルでケータイへの電話のかけ方を尋ねて、XXXさんに電話する。(XXXさんは昨年、清華大学留学中の私の互相学習の相手。この国慶節に同じ西安に旅行することを直前に知った。ホテルの部屋から外線をかけるには100元の押金(保証金)が必要。)
XXXさんに電話がつながったが、彼女の泊まっている友人の家は街からかなり遠いらしく、会うのは明日に持ち越し。

夕食はガイドの提案でそれぞれが好きなものを食べることになった。
一人で夜の西安の街をレストランを探して歩く。
ファミレス風のレストランを見つけて入る。
清潔そうで服務員の態度もよく、なかなかgood。

夕食のあとホテルへ帰りバスにつかる。
お茶を飲んで日記を書いて寝ることにする。
明日は5:30モーニングコール、6:00食事、6:30出発の予定。

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