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     2004.5.4(火) 黄龍(快晴)    

5:50起床。
いつものように朝の散歩に出かける。
ホテルの前の通りには
たくさんの土産物屋が
もう店を開いている。

昨日買い忘れていた
九寨溝のVCDを探して歩くがない。
今日行く黄龍のVCDはある。
いくつか覗いてみる。
値段が倍も違う。
結局15元のところで買う。

7:00朝食
朝食のメニューはだいたい決まっている。
お粥、パン、ゆで卵、
ピーナッツ、ザーサイ、など。

7:35出発
導遊が今日行く黄龍の説明をする。
黄龍は昨日の九寨溝より
さらに標高が高い。
高山病の心配があるので
心配な人は酸素を買って持っていくようにとのこと。

しばらく走ったところでバスが停まる。
高原医用酸素配送所
結構多くの人が買っているようだ。
大きな空気枕みたいなのが50元。
他に押金(保証金)がいる。

空気枕を積み込んで出発。
途中の峠でトイレ休憩。
ここは標高3800m。
富士山よりも高いところに立っているのだ!!

9:10 黄龍登山口に到着。
導遊が入場券を買っている間に
売店に行って黄龍の地図を買う。

9:20 いざ出発。
集合時間は12:30だ。

入口を通過すると
皆すぐバラバラになってしまった。
まあ、いい。
一人の方が自分のペースで登れる。

集合時間が12:30だから、
一応11時まで行けるところまで行って
そこから引き返そうと考える。

道はほとんど木道になっている。
天気がよいので陽の当るところは
雪・氷は融けているが、
日陰の部分は凍ったままだ。
ところどころで人が滑ったりしている。

迎賓彩池

洗身洞

盆景池
と進んでいく。

棚田のような池に空色の水。
しかし、冬のなごりでまだ水が少ないのか
全く水のない池も見える。

多分ツアの中で
私が先頭を進んでいるはずだ。
空気が薄いせいか
足取りは遅くなってくる。

空気枕”を持ってきている人は
チューブを口や鼻に当てて吸っている。
また、ところどころに
「無料酸素休憩所(?)」があって
中で人が休んでいる様子だ。

明鏡倒映池玉翠彩池を経て
やっと中寺へ到着(10:35頃)

地図を見ると黄龍寺まではもう少しだ。
11時までには着けそうだ。
ピッチを上げる。

10:55、黄龍寺に到着。
目標より早く着けた。
黄龍寺はチベット仏教の古いお寺だ。
お寺の後ろには
玉翠峰(5160m)が迫っている。

もう引き返すと決めた時間だが、
お寺の裏の(上の)五彩池をめぐることにする。
その代わり下りはノンストップのつもりだ。

五彩池も水をはった棚田のようだ。
水面が静かで水の色もとても神秘的。
池を巡り、展望台に上り写真を撮りまくる。

11:15、黄龍寺を下り始める。
15分くらい下ったところで
下からツアのメンバー3人が登ってくる。

「集合時間は12時半でしょ」と
彼らに念押しするが、
あまり気にしてないみたい。

これじゃ12時半集合は無理だな、と
思いながら下る。

下りは早い。
途中で登山をあきらめて下っている
ツアのメンバーに追いつく。
どんどん下る。

12:20には登山口に到着。
導遊が入口で旗を持って待っている。

導遊:「一番上まで登ってきた?」
私:「登って来ましたよ!」

下山の途中でツアの仲間に会ったこと、
彼らはあと30分で帰ってくるのは無理だと思う、
ことなど、導遊に話してバスへ引き上げる。

バスにはほとんどの人がもう引き上げていた。
彼らは皆途中で下山したようだ。

結局、最後の3人がバスに
戻ってきたのは14:10頃。
3人のうちの一人(子供)が
下りでばててしまって
今までかかったという。
(人に迷惑を掛けた、というような
感覚はほとんどないようだ。)

予定より1時間半以上遅れて
14:15、バスは出発、
今日の宿泊地、茂県へと向う。

途中、川主寺というところで遅い昼食
(15:20頃)

ここは先の戦争中、
紅軍が長征の途中に通ったところだそうで、
近くにその記念の公園がある。

このあと、漢方薬販売所
ヤク(牛の一種)の肉の加工品販売所などに寄り、
今晩の宿、茂県の九龍大酒店に着いたのは
もう夜9時半だった。

早速、夕食
11時半就寝。

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